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携帯・スマホ安全教室
7月2日(水)に少年相談・保護センターと横須賀南警察署防犯少年係のお二方を講師にお迎えして、各学年ごとに「携帯・スマホ安全教室(インターネットを安全に使用するために)」を実施しました。
2年生の講習では、最初に、迷惑動画をインターネットに投稿してしまった高校生の話があったようです。
「6000万円の賠償金は、一カ月に10万円ずつ支払っても50年かかってしまう」
「返済しようとして、闇バイトに手を出すことになってしまうかもしれない」
そのお話の後で「携帯・スマホ安全教室」が始まったためか、メモを取りながら集中して参加していた人が多く見られました。
◆撮影した写真に位置情報が記録されていたり、特徴のある建物や景色が写っていると、撮影場所が特定できる。
◆インターネットにはウソを書いている人がたくさんいる(ネット上で知り合った人は「知り合い」「友だち」ではない)。
◆メッセージアプリの文章は悪い意味にとられる場合もあるので、相手に伝わりやすい言葉を使う。
◆メッセージアプリでの悪口、無視、仲間はずれにすることはいじめであり、また侮辱罪や名誉棄損罪、傷害罪にもなる。
◆性的な写真を撮影したり、それを誰かに送信したりすることは、児童ポルノ禁止法で処罰の対象になる(注:中学生の自撮りも、処罰の対象)。
◆同級生になりすましてSNSにログイン、アカウントを乗っ取ってウソの書き込みをすることは犯罪。
◆隠し撮りした友だちの写真などをSNS上に投稿することは肖像権の侵害であり、犯罪。
◆闇バイトは絶対に捕まる(インターネット上の甘い誘惑に騙されない)。
「悪ふざけ」「遊びのつもり」は通じない
実際に起きた事件などを例に、気を付けるべきことを詳しく説明していただきました。
横須賀市内でも、中学生が巻き込まれるトラブルの多くに、スマホやSNSの使い方が関わっています。
また、中学生が被害者だけでなく加害者になってしまう例も報告されています。
スマホやSNSの使い方、特に情報のやり取りには、十分に気を付けるとともに、ご家庭でも話題にしてほしいと思います。
公開日:2025年07月03日 09:00:00