横須賀市立北下浦中学校

【生徒の感想から】
○お話を聞いた感想
決める力を身に付けるには「心の壁：人と違うのが怖い」「技の壁：話し合い方がわからない」などを越えなければならないことや、場面によってまず何をしなければならないかなどをきちんと考えないと何も進まないということがわかりました。

○今の自分の生活に生かすこと
何かを決めるときには一人が嫌だからといって多数に入るのではなく、自分で決めたことを大事にする。

○将来の自分、進路　それに向けて何をしていくのか
今自分の持っている夢をかなえるために一生懸命一歩ずつ進んでいきたい。　

決める力の鍛え方のテーマで、学校運営協議会員の三谷さんにご講演いただきました。物事の考え方や決め方について、自分で決めることと話し合って決めることでの違いや考え方や目的について、日常の生活のなかでも気にしていかなければならないこと、生かすことを中心にお話しいただけたと感じています。話し合う前に決めるべきルールや役割、決める力について、サバイバルの課題を通じて克服する知恵を得られたように思います。これから先、進路を含めた生きていく上で必要な判断決断をするときに、きっと役に立つことでしょう。

５月28日（火）に、１年生は本校の学校運営協議会委員であり、KIT虎ノ門大学院教授の三谷宏治先生による講演・ワークショップを行いました。
「湖に墜落した飛行機や、砂漠で乗っていた車が大破してしまうという状況で、生き残るために持ち出すべきいくつかのアイテムのうち、本当に必要なものの優先順位を決める」という課題から、「決め方」について何が重要なのかということを学びました。
「中１には少し難しいかな」とも思いましたが、皆、真剣に考え、活発に話し合い、楽しみながら、「決める」ことの「手順」や「ルール」を学びました。
班ごとの話し合いでは積極的にリーダーシップを発揮している生徒も多く、これからが楽しみです。